震災、あれから半年。
本日会社に一通のお手紙が届きました。
------以下原文を紹介--------------------
拝啓
ケンオート様
私は3月11日の震災後、ケンオートさんで何度か水を汲みに行かせていただいた者です。あの時は本当に助けていただきありがとうございました。
奥様の「困ったときはお互い様」と言う言葉に大変心を打たれ、うれしく思った事か。後の事を思えばなかなか出来る事ではありません。
おかげ様で家族4人今があります。
半年も経ち、今頃ですがあの時のお礼がしたいと思い筆を取りました。
きっと水道代も大変な額になったのではないかとずっと気になっておりました。
少しばかりですが同封させていただきました。何かの役に立てていただければ幸いです。
私共はケンオートさんにお金では代えられない物をいただきました。
本当にありがとうございました。
どうぞご家族の皆様がご健康であります様心よりお祈り申し上げます。
敬具
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昨日はちょうど半年を迎え、黙祷やら、
テレビでニュースを見ては当時の災難を思い出しておりました。
でも、現実の半年後は、
商売の事や生活の事や、
とにかく自分の事を中心に物事を考えている自分がいます。
また、
世の中も、保身にやっきになる政治家や、
自分の権利ばかりを主張する人達が目に付くものの、
それが普通の生活の一部で、
普通に感じている自分もいました。
が、
こうやって手紙を下さった方は(名前は無記名です)、
恩義として忘れることなく、
そうして御礼の手紙まで下さったんでしょう。
この手紙をいただいて凄く感動しました!
そして、心が清められ、
そして、このような事が普通に出来る事に凄く感心させられました。
その反面、
私もいろんなご恩をいただいているのに、
御礼も出来てない自分が、とても恥ずかしいやら寂しいやら。
これを機に、また自分自身を見直したいなと、
良いキッカケを作っていただきました。
人のために、人の笑顔のために。
本当にありがとうございました。
Posted at 2011/09/12 20:08:59 | |
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